こんにちは、横浜で30代、40代以上の大人な髪型と乾かすだけで決まるお手入れが簡単な再現性が高いショート・ボブ・メンズカットが大得意です。お客様の事を考えて髪質、クセ毛を活かしたカットも得意なカトウタカシ@takashi2025
カラーのアレルギーで頭皮の安全を考えたノンジアミンカラーで明るい白髪染めも出来ます。
先日、定期的に担当させていただいてるお客様が、8トーン位の明るい白髪染めをしてましたが前髪の周りがすぐに色が落ちてしまうとお困りなのでした。前髪の白髪の量が増えて今までのカラーだと色もちが悪くなってきました。
カラーの手法を変えて均一に明るい白髪染めで染める事が出来るのでご紹介します。
白髪染めは濃い染料
白髪染めはファッションカラーと違い、目的は白い髪を濃く染めますので明るくならず、染料が濃くて色がしっかり入り暗めな色味になります。
白髪染めは明るく染める事が出来ない?
白髪染めは基本的に染料が濃くて明るく染める事ができません。
しかし、カラー剤の調合で中明度の明るい白髪染めをする事が出来ます。
白髪染めを明るくしてしっかり染まる?
明るい白髪染め染めると、少し白くキラキラ浮いてしまう事があります。
理由は、白髪の密集してる所が違うので同じ薬剤で全体的に白髪染めをすると白髪が多く密集してる所がに明るく染まってしまいます。すぐに色味が抜けやすくなって次のカラーをする時まで色もちが悪くなってしまいます。
下の写真は前髪に白髪が密集してるお客様。
部分的に白髪が多く密集してる所を染めるには?
今回のお客様の様にお顔回りやトップなどが多く密集してる事があります。明るい白髪染めで染めたいですが、染まりが悪くては意味がありません。
明るい白髪染めをして、しっかり白髪をカバーしたい場合は塗り分けたりすると綺麗に均一に染まります。
お客様の状態をしっかり見て塗分けの必要性がある白髪の部分に薬を分けてカラーします。
ベースが違うので同じ白髪染めで明るくするカラーでは染めないで、すこし塗分ける手間にはなりますが二種類の白髪染めで明るくするカラー剤を用意して白髪の密集してる所とベースのところを塗布します。
明るい白髪染めと塗分けの仕上がりは?
明るい白髪染めと密集してる所に濃い染料で塗り分けてみました。
下の写真が仕上がりです。全体的に均一に明るい白髪染めが施されてます。
通常のように同じ薬剤で塗り分けないで染めると、白髪が密集してる所が一週間~二週間過ぎた頃に退色して明るくなりすぎたり、キラキラしてしまいます。
今回の様に塗分けるとしばらくの間(1カ月~2カ月くらい)は白浮きしにくく綺麗に染まってくれます。
内部の方をめくってみると、白髪が密集してる所が均一に明るい白髪染めできてる事がわかります。
髪の毛が均一に染めると艶感がアップし、白髪染には見えずナチュラルなヘアカラーに魅せれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?明るい白髪染めで染める事も、密集してる所も白髪染めを均一に染めてあげる方がメリットが大きいです。(鏡など凹凸がないものは光が反射して光沢がでます。白髪の染まりが均一だと明るく光沢感が得られます)
明るい白髪染めは薬剤選定と密集してる所への塗り分けが肝心です。
明るい白髪染め白髪の色もちなどが気になればご相談ください。